2026年2月22日(日)よりアプリダウンロード開始! ※iOSアプリは2月23日より開始
2011年3月11日の東日本大震災は、多くの人々の価値観を変えた出来事でした。
私自身はその日、家族とともに無事を確認できたものの、報道で被災地の人々を支える多くのボランティアの姿を見て、「自分にも何かできることはないか」と考えるようになりました。
しかし、当時は子育てや家業で手一杯で、すぐに行動には移せませんでした。
数年後、大学院時代の友人たちが今も被災地でボランティア活動を続けていると知り、
「できない理由を探す前に、自分にできることを探そう」と決意。
その思いから、2014年秋頃、身近な命を守る活動として保護猫ボランティアに参加しました。
最初は譲渡会の設営を手伝う程度でしたが、活動を続けるうちに、
保護猫たちを取り巻く現実の厳しさを目の当たりにし、より主体的に関わるようになりました。
そして2019年10月、同じ志を持つ仲間とともに「とーち保護猫の会」を設立。
以来、月に2回の譲渡会開催を中心に、年間約80匹前後の猫を新しい家族へ送り出しています。
当会代表は、東京都渋谷区の登録ボランティアであり、
動物取扱業第二種および東京都の「ミルクボランティア」として登録、
当会自体は、「譲渡対象団体」*として東京都に登録しています。
これらの活動を通じて、「猫と人が安心して暮らせる社会」を目指し、
保護・譲渡活動のみならず、地域と共に歩む新しい形の保護猫活動を続けています。
※譲渡対象団体とは、東京都動物愛護センターに収容された動物をセンターから引き取り、
自ら里親募集することができる団体のこと

とーち保護猫の会の活動を続ける中で、保護した猫を譲渡する際に
最も力を入れていたことが、「譲渡後の飼い主さんのサポート」でした。
譲渡会で新しい猫を迎えた飼い主さんには、初めて猫を飼う方や初めて多頭飼育をする方、「子供のことに実家で猫を飼っていたけど、大人になって自分で飼うのは初めて」という方も多いです。
「ごはんを食べない」「夜鳴きが続く」「爪切りが怖い」といった、些細だけれど重要な相談が数多く寄せられました。
私たち猫ボランティアから猫を譲り受けた飼い主さんは、このようにすぐに飼育相談ができるけど、「自分で猫を拾った」「友人知人から譲り受けた」という飼い主さんは、相談できる相手がいなくてお困りなのではないか?飼い主の悩みをすぐに解決できる仕組みがあれば、猫も人ももっと幸せになれるのではないか。
そんな思いから生まれたのが、猫の飼育相談アプリ「Necovice」です。
このアプリは、経験豊富な保護猫ボランティアの知識を活かし、
飼い主が気軽に相談できる環境を提供することを目的としています。
「猫の命を救うのは保護活動だけではない。飼い主と猫が共に幸せに暮らすこともまた、命を守ることの一部である」その信念のもと、開発を進めています。
さらに今後は、「Necovice」を通じて得られた知見を、猫の飼い主専用アパートの運営にも活かし、人と猫が共に安心して暮らせる住まいづくりにも挑戦していきます。

1997年3月
明治大学政治経済学部政治学科卒業
2008年3月
明治大学専門職大学院グローバルビジネス学科卒業
2011年3月
明治大学専門職大学院会計学科卒業
2011年3月
東日本大震災発生
当時小学生だった息子とともに被災を免れるも、報道などで被災地支援に取り組む人々の姿を見て、自身の社会貢献について考えるきっかけとなる
2014年秋頃
猫の保護活動に参加
譲渡会の設営などのサポートから活動を始める
2019年10月
同じ譲渡会で活動していた仲間数名とともに「とーち保護猫の会」を設立
2020年代~現在
保護活動を超えた新たな挑戦として、猫の飼い主専用アパートを建築
併せて、猫の飼育相談アプリ「Necovice」を開発